電気・ガスのセット割引は
本当に得?
「電気とガスをまとめると安くなる」と言われるセット割。金額だけでなく解約条件・原料費調整・支払いの一元化まで含めて判断する必要があります。
最終更新: 2026-05-19
セット割の仕組み
2016年の電力小売自由化・2017年のガス小売自由化以降、電気・ガスを同じ会社からまとめて買えるようになりました。セット割は主に次の3パターンに分かれます。
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A. 月額固定の割引型
電気とガスをセット契約で「月100〜200円割引」など固定額が引かれる。シンプル。
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B. ガス単価が下がる型
電気とセットでガスの基本料金や単価が数%安くなる。使用量が多いほど効果大。
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C. ポイント還元型
支払額に応じてポイントが付与される。現金値引きより還元率が見えにくいので要注意。
セット割が「お得にならない」3つのケース
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1. ガス使用量が極端に少ない単身世帯
一人暮らしで月¥2,000以下しかガスを使わない場合、セット割の効果は月数十円〜100円程度。 別々に「最安の電気」と「最安のガス」を選んだほうが大きく節約できることがあります。
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2. プロパンガス地域
プロパンガスは自由料金・販売店ごとに価格差が大きく、セット割の対象外であることがほとんど。 都市ガスエリアでないと検討対象にならないと理解しておきます。
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3. 「市場連動型」電気と組み合わせるケース
市場連動型は卸電力価格で月額が大きく変動するため、セット割のメリット以上に電気代が跳ねるリスクがあります。 セット割は従量電灯型と組み合わせる前提で検討するのが安全です。
損益分岐の考え方
以下の計算で「セット割が本当に得か」を判断できます。
セット契約での年額 vs (最安電気の年額 + 最安ガスの年額)
セット契約は支払いが一元化されて便利ですが、「便利さ」の対価が年5,000円を超えるなら別契約のほうが合理的と判断できます。
原料費調整・燃料費調整の影響
セット割の「月額○○円引き」表記には燃料費調整額・原料費調整額が含まれていないのが普通です。原料費調整は月ごとに変動し、寒波・原油高の局面では基本料金より大きく月額に影響します。広告の数字だけで判断せず、「適用後の月額目安」を公式サイトの試算ツールで必ず確認します。
解約時の落とし穴
- ! 電気のみ・ガスのみ解約するとセット割が外れて単独契約の高い料金に戻る
- ! セット解除手続きが煩雑な事業者あり (片方だけ別会社に乗り換えると違約金扱いになるケース)
- ! 引越し時に都市ガス→プロパン地域に変わるとセット継続不可
セット割を検討する目安
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向いている世帯
都市ガスエリア・2人以上世帯・ガス使用量が月¥5,000以上・契約を一本化したい人
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向いていない世帯
単身でガス使用が少ない・プロパン地域・市場連動型を希望・料金最適化を細かく回したい人
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